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誰にも言えない学校事情

端的に言えば、中学・高校と大学では
「クラス(学級)」の扱い方に大きな違いがあると思います。

まず、中学・高校の「クラス(学級)」についてですが、
日々の講義や遠足・旅行などはこの「クラス(学級)」単位で
行われるなど学校生活を送る上での生活集団としての
意味合いが非常に強いと思います。
また、集団の規模が小さい点も特徴で、
1クラスあたりの生徒数は約30~40人程度で構成されていると思います。
そして、部活動やクラス替えなどの例外を除き、
集団の構成員(生徒)が常に固定化されている点も
特徴としてあると思います。

一方、大学の「クラス(学級)」についてですが、
形式上、基本的に殆ど意味の無いものだと思います。
他大学の事は分かりませんが、自分の通った大学では
「クラス(学級)」を意識して何かが行われたことは無いと感じています。
また、学部や学科についても教室・棟や
受講可能な講義に制約がある以外には、
特に線引きがあるような印象は受けませんでした。

以上が中学・高校と大学における
「クラス(学級)」の特徴についての考察です。
これら特徴を踏まえ、中学・高校と大学の違いについて考えると
以下のようなことが言えると思います。

まず、中学・高校では、学校生活の多くを『固定的な』集団で過ごす為、
その集団に馴染めない場合、長く居心地の悪さを感じることになります。
また、集団の規模が『小さい』為、
集団への強い帰属意識を要求されることに馴染まなかったり、
序列の形成で下位に属する事になった場合なども
同様の居心地の悪さを感じると思います。
そして、これら居心地の悪さの許容限界を超えた際に
登校拒否などの行動に発展すると思います。

実際、自分自身の過去の経験を照らし合わせてみると、
当時の引きこもりになったは原因は分かりません。
ある特定の人物との人間関係が原因だった訳でもない様に思います。
ただ、何となく居心地が悪くて学校に行きたくなくなったという感じでした。
今、考えれば異様な帰属意識を求められた点に嫌気がしたのかも。

他方、大学でも中学・高校と同様に学生生活を
集団で過ごす点に違いはありませんが、その規模の大きさゆえに、
中学・高校ほど集団を意識することがありません。
その為、中学・高校のような居心地の悪さを感じる度合いも小さいです。
また、帰属意識の強要もかなり小さいです。
学校側のサポート体制も中学・高校と異なり、
手厚くないなど、基本的に自身での行動を
求められる傾向が強いと思っています。

講義に真面目に参加しても、レポートや試験の内容によっては
単位を落とす場合もあります。
その場合の追試なども余程の事情を除いて無い事が多いです。
また、講義を無断欠席した際に、
学校から連絡が来たりすることもありません。
無関心と言うよりビジネスそのものです。
さらに悪質な教授にモラハラなんてされると目も当てられません。

長々と書いてきましたが、以上が自分が考える
中学・高校と大学の違いについての考察です。
当エントリーの読者の中で、現在、中学・高校などを
登校拒否中の方もいるかもしれないので書きますが、
大学は中学・高校とは違った環境です。
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誕生日:
1989/09/23
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自分さえ死ねば家族も楽になるし、迷惑や不愉快になることもないのに。
(…と思っていた時期が俺にもありました)
どうしたら生きていたいという思考になるのか解らない。
日々ネガティブ。

 

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