僕が一番親しみを感じた教師は
高校時代に化学を教えていた30代の男性教師だった。
外見も性格もスラムダンクの安西先生に似ている。
なぜ親しみを感じたかと言うと、怒らないし偉そうにしないからだ。
ただそれだけだ。
逆に、小学3年生の時の担任のアル中っぽい高齢の男性教師が怖かった。
悪いことをしなくても怒られたのは初めてだったから。
僕は嫌いだったけど、その男性教師は子供達にかなり人気があった。
おそらく、どの子供にも分け隔てなく接したからだろう。
じゃなければ、同級生達は相当頭がイカレてるか、
よほど荒んだ環境にいたドMの集団だったか、どちらかだろう。
そして中学2、3年の時に勉強をひたすら頑張って
担任の女性教師に誉められて嬉しかった。
でも、今思うと、勉強が出来たから優しかったんだと思う。
思えば、僕は勉強が出来ること以外に
教師に誉められたことも好かれることも無かった。
(勉強が出来たと言っても、それは中学時代までの話で
大きな枠で考えればどの程度かは察してください)
そして今現在、何の魅力も無くなった自分が悲しい。
ひたすら悲しい・・・