あきらめるの、めっちゃ早いの

ネットをやめては楽になって戻ってきて悪化の繰り返しだ。
以前ブログ村で所属していた某カテゴリには変な人間多かったなぁ。
自慢話や他者批判ばかりで、あれも精神状態悪くした。
無職や生活保護などの社会的弱者がよく偉そうな顔してるよ。

なんか最近はどこのサイトやブログも2ちゃんねる化してる気がする。
やたら攻撃的だったり、ドス黒い人間が増えたように思う。
勝手な解釈でケチをつける奴、上から目線で説教してくる奴、
やたら自分の考えをゴリ押ししてくる奴。

「所詮人間なんてこんなもんだ」と思うと同時に
どうせ回線切ったって、こういう輩はリアルにたくさんいる。
なぜこうも身勝手な人間が増えたのか。
自分が知らないだけで、昔から人間はそんなものだったのかもしれない。
誹謗中傷からは逃れられないと発狂しそうになるのは
ネットでの悪影響を受けすぎだろうか。

ネットを知らなかった学生時代に戻りたい。
高校時代からネットが使えるようになって、
それまでの反動なのか生活スタイルが完全に書き換えられた。
無職だけど生活に支障が出るレベル。
外に趣味を持つと良いとはよく聞くけど、ほとんど外出しない。
外に出るよりネットやニコ動をぼーっと観てたりする方が
遥かに魅力的＆簡単だから、滅多に外にでない。

リアルじゃ周りが恵まれてる幸せな人達ばかりだから
孤独感と惨めさを感じて辛くなってしまう。
自分はネットと睡眠の繰り返しだ。
もう限界ってくらいになって眠りに落ちる毎日。

ああ気が狂いそう、すごいムカつく。
不愉快な気持ち自体を消したいよ。
でもどうしようもない・・・
どうにもできない・・・

ここは福岡にある高宮駅周辺の廃墟。
西鉄ストアからボンラパスまで赤レンガで統一された過疎地帯。
浪人生時代は毎日通ったこの道も、
今はほとんど縁の無い場所だけど、久しぶりに訪れてみた。

ここは駅周辺であるにも関わらず、
午前9～11、午後2～4の時間帯だと人の気配はほとんど無い。
そこで赤と黒のチェックシャツ、ダボダボのチノパン、
黒のハイテクスニーカー、紺のリュックを背負い、
ボサボサ頭のさえない男がこちらをチラチラ見ている。
・・・店のガラスに映った自分の姿だった。

僕は缶コーヒーを買い、椅子に座って高宮駅を眺めていた。
鳩が糞を垂れていった。
ベチャッと鈍い音を立てて、白い液体が地面を汚した。
なんだか今飲んでいる缶コーヒーにミルクが欲しくなった。

高宮駅まで来ると「駐輪禁止」と書かれた柵の周囲に
自転車が数台並んで放置されていた。
福岡は日本語じゃないどこぞの国の言葉をしゃべる人が多いし
そんな彼らが字を読めないのは当然のことなのだろう。
・・・この世に救いは無いのか、僕は肩を下ろしながら、
鳩の糞で白く染まった、ヒビ割れ色あせた赤レンガの高宮駅を後にした。

僕はこの季節になると、祖父の農業の手伝いを始める。
手伝いと言っても、苗を運ぶだけの作業だ。
それこそ僕のような素人が田植えをしたら
苗の無駄使いになるのは目に見えている。

ついさっきだが、祖父からこんな話をされた。
「昔は○○という名前の米が人気があったが、
今の人気は○○という名前の米だ。
消費者が味に飽きてしまうから、品種も変わっていく」

僕は頷いたものの、不思議な話だと思い、祖父にこう質門した。
「米の流行ってあるの？」
すると父は少し考えてこう答えた。
「5年から10年周期に消費者が飽きてしまい、流行が変わる」

米とは違うがSNSの流行も大体10年が限界だ。
人というのは長くても10年で物事に飽きてしまう動物なんだろう。
僕はその時は純粋に面白い話だと思った。
だが今はこう考えている。
「僕も飽きられたのかなー」って。

米やSNSの流行は長くても10年と書いたが、
僕には10年も付き合いのある友人はいない。
10年来の親友という言葉もあるが、
僕の友人関係は長く続いても9年間が限界だった。

僕の賞味期限は明らかに米やSNSよりも下という事だ。
当たり前の事だが、それはとても悲しい事だと思う。