エニックス(現スクウェア・エニックス)が発売、
クインテットが開発したアクションRPG。
アクションモードとクリエイションモードに分けられていて、
クリエイションモードで魔物から人間を守り
人口を増やすことによりレベルアップする。
アクションには多少の馴れが必要だが、
慣れればそれほど難しくもないし、
ゲームオーバーになってもデメリットなしで再挑戦できる。
ボスもパターンをつかめば楽に倒せる。
ゲーム性もさることながら、音楽の良さでも有名。
音楽担当は古代祐三氏。
昔、魔王サタンの力により天空の孤島に追放された神が目覚めた。
だが、地上は悪魔がはびこり人間が住めない世界になっていた。
サタンに立ち向かい世界を再び平和にするには人々の信仰心が必要。
神は人々の住める世界を作り、人口を増やし、
サタンを倒して世界に平和を取り戻すため戦う。
「まったく。人間って奴は、みんな馬鹿ばっかだな」
とりあえずそう呟いて、強がってみた。
なんかダークな感じの神も格好いいだろ?
そう考えて神は節操無しの自分を早々に慰めた。
後悔は何も産まないからだ、うん。
「ちょーろいぜっ♪つよーいぜっ♪小泉みつお~」
ハミングしながら神はパンツをいそいそと履いて、迅速に神界から出た。
神殿に三万ほど置いといたが足りるだろうか?
というかまず、今考えると口止め料という意味で捉えてくれない気もする。
でももう天使の説教はごめんだ。
先月の村人みたいに、また記事にされたら今度こそ刺されかねない。
神は天使を警戒しながら試合会場へ向かった。
戦いには魔法はいらない。
とか何とか昔の人は言っていたけど、嘘だと思う。
ヒーローの身分は困る。
「ふっ!ふっ!」
フィールドに飛び出すだけのスピードを乗せないといけない。
何でそんな無駄な事してるかって言うと、公言してしまったからだ。
この前調子に乗ってそんなようなコメントをしてしまったのが原因だ。
酒の力が憎い。
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